銀の含有量について  21    1月

 

 私が制作しております銀製のカトラリーやアクセサリーに使用しています銀はsterling silver(スターリングシルバー)を主に使用しております。銀の含有量は92.5%残りの7.5%は銅を割金をして自身の工房で地金を溶かしてあけ型に入れ込み、叩きながら希望のサイズに伸ばして使っています。スターリングシルバーは1300年代からイギリスの法定品位に採用され1920円台まで使用されていました。sterlingの意味は信頼できる、正真正銘、本物という意味もあり古来から信用されている純度を今も守りながら制作しております。製品の裏に925と刻印しているのは純度なのです。

お手入れ方法について  22 4月


 銀製のカトラリやアクセサリーなどは時間の経過とともに硫化が進み表面が黒くなってきます。家庭にあるものでしたら、重曹や歯磨き粉で磨いてお手入れ下さい。

表面を白く加工したものや細かい細工のあるものでしたら次の方法をお試し下さい。


鍋に水を入れ水5に対し塩か重曹を1入れます。作品をアルミ箔に包み、鍋に沈め沸騰させます。

電気化学反応をおこし一瞬で綺麗になります。ぜひお試し下さい。

アクセサリーについて    14 3月

 

 アクセサリーはまだ古代の時代からそれこそ何万年も前から生活の中にありました。

食べる物にも困るような時代になぜ身につける必要があったのか不思議です。

 

ある人に聞いた話で印象深かったのが 古代の時代は自然の驚異に常に晒されていた。人知を超えた力を肌で感じそこに神を見いだしていたのでしょう、だからこそ祈りをカタチにし身につけことにより災から守ってもらっていた、呪術的な要素は時代が溯るほど強く出ていたのでしょうと言われました。

 

現代にも同じ事が言えないでしょうか?身につける事で気持ちを高めたり、前向きにしてくれる、ストレスから守ってくれる存在。心にいい影響を与えてくれるアクセサリーやジュエリーに出会えることがとても大事なことかもしれません。

 

 

 

銀について     23 2月

 

 銀は伝導性が非常に高い金属です。

手に取ってみると冷たい金属が次の瞬間には暖かく感じます。

掌から伝わった熱が一瞬の内に物を巡り帰って来るからです。

その温かみを生かせるようカタチ作っていきたいです。

初めに      23 2月

 

 文章を書くのは苦手、日記も続いた試しがない。

ただ、『作品を見たい』と言ってもらっても見せる方法が限られている

のは、やはり私の怠慢なのでしょう。

 

週に一回、月に一回、年に一回でもいいのです。

物を作り、写真に収め、一つにまとめて発表したいのです。

 

可能なら自分が何かしらカタチについて考えたり感じた事を言葉少なめに

書き留めておこうと思います。